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当座預金とは銀行の預金口座の一つとなります。
特徴としては、預金の引き出しに小切手や手形を用いることです。
なお、当座預金口座の開設には、銀行と当座取引契約を結ぶ必要があり、断られた場合は当座預金口座の開設はできません。
また、当座預金口座は預金利子がつきません。
<当座預金の仕組み>
1.当座預金を開設し現金を預け入れます。
2.銀行は、当座勘定入金帳と当座小切手帳を発行してくれます。
3.掛け代金の支払のために小切手を振り出します。
4.小切手は振出日以降であれば、いつでも銀行で換金できます。
5.小切手は現金と同等です。即日、当座預金口座から決済されます。
他人振り出しの小切手を受け取ったときは、現金勘定で処理しますが、自己振り出しの小切手を受け取ったときは、当座預金勘定で処理します。
当座貸越とは、当座預金の残高を超えて当座預金を引き出すことをいいます。
残高を超える引き出しなので、一時的に銀行から借り入れたことになります。
当座貸越の処理には、二勘定制、一勘定制の2つの方法があります。
<二勘定制>
当座預金の預け入れや引き出しを当座預金勘定と当座貸越勘定の2つで処理します。
例題:買掛金1,000円を小切手振り出して支払をした。当座預金残高は500円だが、貸越限度額5,000円の当座貸越契約を結んでいる場合の仕訳をしてください。
解答:(買掛金)1,000 (当座預金)500
(当座貸越)500
<一勘定制>
当座預金の預け入れや引き出しを当座勘定という一つの勘定で処理します。
例題:買掛金1,000円を小切手振り出して支払をした。当座預金残高は500円だが、貸越限度額5,000円の当座貸越契約を結んでいる場合の仕訳をしてください。
解答:(買掛金)1,000 (当座)1,000
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