携帯サイトオープン
これからも内容充実していきます。
外国為替証拠金取引で収益をあげるには、ふたつの取引方法方法があります。
ひとつは、二国間の通貨を売買することで得られるキャピタルゲインを狙った為替差益型の投資方法です。
もうひとつは二国間の通貨の金利差で収益を得るタイプのスワップ投資と呼ばれるものです。
FXはレバレッジをはたらかせて行う外貨投資ですから、為替差益型の取引が王道と言えますが、日中に本業の仕事があって、常に相場を監視できる時間を十分に確保できないトレーダーにとっては、デイトレやスキャルピングといった短期売買はなかなか手を出すことができません。
そのため、特に副業トレーダーの方には、一度セットしたポジションを長期に亘って保持し続けるスワップ型の投資スタイルが人気あります。
どちらのトレードスタイルが、より簡単であるとか初心者向けだとかは一概に決めつけることはできません。
為替差益型の短期トレードも、基本は「安く買って、高くなったら売る」もしくは「高く売ったものを安く買い戻す」というシンプルな考え方が基本にあります。
乱暴な言い方になりますが、「運が良ければ」全く初心者でも勝つ可能性も十分あるとも言えます。
しかし実際は、相場の動きを的確に予測するのは非常に難しく、初心者が山勘でポジションをとって勝ち続けられるほど甘いものではありません。
ですから、初心者ならまずスワップ投資からはじめて、FXで収益を得る楽しさを知ってみるところからスタートするのがおすすめです。
なお、ポジション管理が楽に思えるスワップ狙いの長期トレードも、金融危機が勃発した場合は注意が必要です。
為替変動と政策金利の引き下げが同時に起こって、金利のプラス・マイナスが逆転してしまうと、積み上げて保持してきたスワップポイントを一気に失ってしまう可能性もあるということは知っておかなければいけません。
またポジションを持つタイミングも重要で、出来る限り円高局面でポジションをとらなければ意味がないのは言うまでもありません。
FXはすでにご紹介した通り、レバレッジを効かせて投資できますので、保証金以上の外貨を取引出来ます。
これがFX本来のメリットだと言えます。
ただし、残念ながら2011年には、レバレッジの上限が25倍までに規制されてしまうため、かつて数百倍ものハイレバレッジを設定できたことは夢のような話となってしまいました。
スワップだけでFXをしているのなら、レバレッジは25倍も必要ありませんが、デイトレ、スキャルピングなどの短期トレードでは、レバレッジは高いほど有利なのは言うまでもありません。
レバレッジ規制は個人投資家の保護を目的に制定された言われていますが、ハイレバレッジほどロスカットがすぐ起こるため、ローレバレッジより損失が少なくて済むという面もあります。
リーマンショックで大損をしたのもローレバレッジのスワップ派の人たちですが、FX始まって以来の大きな損失を生んだ現象に対して何も手を打たない、対策しない、その代わりにレバレッジを規制しているようでは、有能な投資家はどんどん日本のシステムから離れていくでしょうし、日本の経済はさらにやせ細っていくでしょう。
レバレッジを危険視する人は、実際にFX取引を行ったことがない方が多いのか、レバレッジに対して間違った意見を展開していることがあります。
為替差益を狙ったキャピタルゲイン型のトレードが難しいと言われるのは大きな値動きに注目して取引するからです。これが1円を切るような小さな値動きなら、手堅く予測して決済をかけることはそれほど難しくありません。
勝率の高いトレーダーほど、取引回数もそれほど多くないと言われています。
なぜなら彼らは勝てる取引しかしないからです。
さらに言えば、確実に予測出来る小さな差益を狙って取引をするので勝率も必然的に高くなるわけです。
そして小さな差益を大きな差益に変換してくれるのが、ハイレバレッジと十分な取引通貨数です。
ですから勝てるトレーダーにとってレバッッジは決してリスキーなものではなく、FX本来のメリットでしかないのです。
これと反対のトレードスタイルが、比較的大きいの値動きを狙ってポジションをたてるものの、レバレッジは低めというパターンです。
こうしたトレード方法なら金融庁のレバレッジ規制もそれほど影響かないかも知れませんが、FX本来のメリットを生かしたトレードスタイルに徹してきたプレイヤーにとっては、今回のレバレッジ規制は非常にナンセンスなものです。
またこのレバレッジ規制で、投資家以上に打撃を受けているのは店頭取引のFX業者です。
この規制によって国内のFXブローカーから離れていった優秀なトレーダーが多数出てきているからです。
こうした個人投資家は資金力も高く、FX業者にとっては最も離れてもらっては困る顧客です。
個人投資家保護を目的に制定されたと言われるレバレッジ規制ですが、これでは店頭取引業者を少しずつ潰しにかかっているのかと思ってしまうほどです。
いずれにしても、行政の本当の目的がどこにあるのかについて、大いに考えさせられる内容であることは間違いありません。
FXは通常の投資で考えられているような準備資金がなくても、取引をはじめることができます。このことをFXのメリットだと考えている人は結構多いのではないでしょうか。
たとえば、多額の融資を受けられる人なら別ですが、10万円しかない人がいきなり不動産投資や株式投資をはじめるのはどう考えても無理です。
でもFXならそれも可能です。
取引をはじめるにあたって、数万円レベルではいくら何でも無理があるかも知れませんが、10万円程度の資金が用意できれば、とりあえず取引をスタートさせることが出来ます。
むかしの感覚で言えば、投資はある程度資産なり余裕資金を所有している人がやるものというイメージがありました。
でもFXをはじめるのに、かならずしもお金持ちである必要はありません。
給与所得から貯蓄してきた資金の一部を原資に取引をはじめることは十分可能なことです。
ただし水を差すようですが、レバレッジ規制のおかげで、規制前と同程度の取引通貨を購入するとすれば、規制後のほうが多く資金準備する必要もでてくるでしょう。
レバレッジが低くなるいということは必要証拠金が増えるということだからです。
またFXの場合、初回口座入金額に特に規定がなく、取引をはじめるために証拠金を預け入れるまでは、拘束される資金がゼロで済むという取引業者も少なくありません。
ですから「色々研究していたら、ほかにもっと有利な条件のFX口座が見つかったので、スワップ用の口座はそちらで開設する」ということも自由です。
資金力が低い方でも投資に参加できる点や、口座開設しても実際に取引をはじめるまでは、ほとんどお金がかからないで済む点は、FXのメリットと考えて良いと思います。
Copyright (C) 2007日商簿記検定3級攻略法 All Rights Reserved.
※著作権をお守りいただきましてありがとうございます。
当サイト内の無断複写、無断転載を禁じます。